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イベント創ろう!イベントノウハウ

イベントに芸能人に出演してもらうには【アーティスト編】

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アーティスト画像

イベントのメインに有名人のコンサート・ライブを実施したいということはよくあると思います。
今回は歌手やバンドなどいわゆるアーティストを呼びたい場合のブッキング方法と費用について書きます。

まずはキャスティング(人選)

まずは呼びたいタレントの候補を数人に絞ります。第一候補、第二候補というように考えておくと良いでしょう。
ただし、イベントの主旨や目的とあまりにもかけ離れたイメージのミュージシャンはイベントとしてもあまり良いものではないですし、タレント側からも断られる確率が高いです。
イベントの目的、会場の雰囲気や来場者の年齢層など考慮して選ぶようにします。

ブッキング(交渉・予約)

誰を呼びたいのかが決まったら次は出演の交渉に入ります。俗に言うブッキングです。
一般的にはそのアーティストの所属事務所に直接問い合わせる事になります。
その際、最低限伝えるべきことは、イベント開催日と場所、イベントの主旨目的と予算です。これらを予め明確にしておきましょう。
その上で、所属事務所側からタレントのスケジュールの空き状況や出演料(ギャラ)の提示があると思います。

ブッキング時期について

出演依頼するタレントがそのイベントの内容で出演OKなのかNGなのかの前に、交渉の大前提としてスケジュールが空いていなければどうしようもありません。
特にテレビやラジオにレギュラー番組を持っていたり、コンサートツアーなどを頻繁に行っているようなアーティストは最低でも半年前から所属事務所に問い合わせをするなどしてスケジュールを確認しないと非常に厳しい状態です。また、年末年始や夏休み期間などはテレビでの特番や音楽イベントが目白押しになってきますので、事務所サイドとしてもテレビ等のメディア露出を最優先させたいので、たとえ空いていてもギリギリまで空いていると言わないこともあるようです。
そのようなことから、キャスティングからブッキングまでは可能な限り早めに取り掛かることが大切です。

仮押さえという方法

タレントやアーティストをブッキングする手段の中に「仮押さえ」という方法があります。
読んで字の如くですが、一時的にそのスケジュールを押さえておくということです。
例として、歌手Aにオファーを出したが、「回答を出すまでに1週間ほどかかる」と言われた。万が一1週間後に歌手AからNGだと回答があった場合、時間のロスになるので、予め歌手Aと同時くらいのタイミングで第二候補である歌手Bにもオファーをする。すると歌手Bはスケジュールも空いていて出演OKだとすぐ回答が出た。しかし本来は第一候補の歌手Aに出演してもらえるほうが良いので、歌手Bのスケジュールは押さえつつ、歌手Aの回答を待ちたい。
そんな時に使う手が、「仮押さえ」です。歌手Bに1週間のスケジュール仮押さえをお願いし、歌手Aの返答を待ちます。
※ただしこの時、歌手Bには、「歌手Aさんが第一候補なので返答を待ちたい」と言うのはマナー違反です。あくまでも検討中とだけ伝えましょう。
事務所サイドも仮押さえということは、他者と天秤にかけられているなと薄々は気付いていますが、そこはあくまで暗黙のルールで表立っては言いません。
…では1週間後 歌手Aサイドから回答がありました。
《歌手Aが「OK」の場合》歌手Aに正式オファー【決定】を入れ、歌手Bサイドには仮押さえをキャンセル【バラし】してもらいましょう。
《歌手Aが「NG」の場合》歌手Bに【決定】を入れましょう。
以上のような方法が「仮押さえ」です。流れは【問い合わせ】⇒【仮押さえ】⇒【決定】or【バラし】です。
ただし、この「仮押さえ」で注意しなければいけない「決定優先」という条件があります。
これは、先ほどの例で説明すると歌手Bを「決定優先の条件付」で仮押さえしたとします。歌手Bに対して同じ日程で別なイベントからの出演オファーがあり、そちらも歌手Bを「決定優先の条件付仮押さえ」したとします。その場合、どちらか一方の早く【決定】を入れた側が出演件を獲得します。要するに歌手Bサイドとしても一週間待った結果キャンセルになる可能性もあるため、早く仕事を入れて決めてしまいたいので、早い者勝ちにするよ!ということです。仮押さえする際は必ずこの「決定優先」が付くのかどうかを確認しましょう。ただ早く決めたいだけで他からの引き合いはないのだけれど、とりあえず「決定優先」と言って揺さぶりをかけてくることもありますのでしっかり探りを入れましょう。
最悪なケースは歌手AからもNGがでて、さらに第二候補で仮押さえしていた歌手Bも決定優先で別なイベントに持っていかれてしまい、結局新たにタレントを探さなければいけなくなったという場合です。何事も早目が肝心です。

ギャラ(出演料)について

アーティストによってピンからキリまでですが、一般的な相場で行くと下記のようになります。あくまで目安ですのできちんとしたギャラはやはり所属事務所に確認しましょう。
■現役バリバリでテレビ出演やライブ等も頻繁に行っているアーティスト⇒300万円以上
■メディア露出は多くないが、コンサートなど精力的にこなしそこそこの知名度もある⇒150~300万円
■ひと昔前にヒットした曲があり知名度はあるが最近あまりメディアで見かけない⇒50~150万円
■現在売出し中の新人などまだまだ知名度が低い⇒10~50万円
※(ソロ)一人なのか複数人のグループ・バンドなのかでもかなり違ってきます。

音響・照明費用

アーティストの場合ほとんどのケースで音響・照明の機材とそれらを操作するオペレーターが必要です。
タレントだけ現地に来てもショーになるわけではありません。
アーティストが大物になればなるほど、会場に設置する機材の規模も大きくなり費用も高くなります。
アーティストがソロでカラオケで唄う場合と、バックバンドを同行させる場合、アーティストがグループの場合でもかなり違います。
音楽イベントで複数組のアーティストが出演するような場合だと、機材、スタッフ含め1000万を超える場合もありますが、
一般的に1組(人)の1日出演の場合、音響・照明費は20~50万円程度でしょう。
また、アーティスト専属の音響・照明スタッフがいて、セットで会場入りすることもあります。
それ以外の場合では、アーティスト側の機材の要望を確認し、それらを用意しオペレートできる専門の会社を別途手配する必要があります。
所属事務所側との交渉時に確認してください。

その他にかかる費用

出演料とは別に必要な費用です。基本的にはタレント本人(グループの場合はグループの人数分)+マネージャーなどの同行スタッフ全員の人数分が発生します。
■イベント会場までの交通費・・・電車移動または車移動、飛行機移動など現場までの実費交通費です。
■食費(ケータリングなど)・・・ステージドリンクや休憩時のお菓子、お弁当など。
■宿泊費・・・イベントの開催日程によっては現地に宿泊する必要がある場合があります。
以上、業界用語で【あご・あし・まくら】と言われる費用です。

その他注意事項

アーティストも人間ですので、病気や不祥事など当日のドタキャンやイベント主催者側での問題や、会場でのトラブル等でショーが行えなくなる可能性もありますので、そういった場合に、どちらがどの程度責任を取るのかといったことも必ず交渉の段階で確認しましょう。
また、アーティストによっては写真や動画撮影禁止など禁止事項がある場合もありますので、こちらも要確認です。
ギャラ(出演料)についても、前払いや当日現金払いなど所属事務所や条件によって変わってきますので必ず事前に確認しましょう。

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